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令和6年度宮城教区執務方針




昨年2月より教区長を拝命させていただいて、一年が過ぎました…

その間、新たにお願いをした参事上人とともに、前教区長の資料を参考にして

一つ一つご教示いただきながら、失敗をかさね…皆様にはご迷惑をおかけしつつ

も、なんとか務めさせていただいております。

改めて前教区長上人の偉大さを痛感させられております。

 

 また、例年とは違い、浄土宗開宗850年の行事が多く、わからない業務も多く、会議の出張もありまして、正直なところ混乱しているのが現状です。

 合わせて本年4月に行なわれる4/4の大本山増上寺さまの浄土宗開宗850年慶讃会、慶讃導師と4/10の総本山 知恩院さまの法然上人浄土宗開宗850年慶讃法要の脇導師(東北地区担当にて教区長はあて職)も重なっているので、4月は自坊にはほとんどいない状況ですので

参事上人との連携を密にしながら勤めてまいります。また、教区寺院の皆さまのお力をお借りすることも多くなるかと思います。お許しくださいませ。


本年、浄土宗開宗850年の年…

多忙を極めご寺院様には、ご迷惑をおかけしながらの一年間になると思いますが、何卒御指導・ご協力の程お願い申し上げます。


 宗は「浄土宗開宗850年」で総大本山の慶讃法要も本番を迎え、その他の記念事業も

行われます。それに伴い皆様もご縁の行事等へのご出仕も増え、お寺を留守にすることもあるかと思います…

しかしながら、「浄土宗開宗850年」の本来の目的は、各お寺での行事等において正しい知識のもとに檀信徒をはじめ多くの人に浄土宗開宗の意義を伝えて、ひいては各お寺の歴史や各家のアイデンティティを知っていただき、自分自身を見つめ直し、新たなしあわせの価値観で一人ひとりがご清安になるような寺院活動を業することなので、できれば教区内ご寺院におかれましては、外向きにならず、内に目を向けていただきたく存じます。


 ①教区予算は

歳入歳出ともに、コロナ前に準ずる形となっております、ただ等級審査の変更によるものと、昨年は申請冥加金が多かったことの減収とはなっております。

それから、五十年に一度のことですので、浄土宗開宗850年の法要関連の慶讃導師の冥加金と各随喜上人への交通旅費等の補助を考えた予算案にしてます。

申請冥加金に頼るカタチの教区予算では、いずれは支障が出る状態です。今後どうするかは

議員様を中心に皆様のお知恵をいただいて様々な改革をしていかなければならないと危惧しております…


 ②本年も教区短報は行わず教区ホームページへの「おしらせ」にて情報共有をさせて頂きます。ご理解のほどよろしくお願いいたします。


 ③全国教区長、教化団長会議は5/8に京都宗務庁、知恩院おてつぎ支部長・推進委員長会議は翌日5/9に和順会館でそらぞれ開催されます。


 ④東北地区連絡協議会は

常任委員会が3/5 総会は座長が岩手教区・武田上人から青森教区の木村上人にかわるので

八戸で5/17に開催されます。



 ⑤東日本大震災追悼の催しは、教区としては教務所に祭壇を設けてインターネット配信による、YouTubeライブ配信の「ウエブお参り」を行います。


 ⑥事務の面では…

前教区長のお示しの通り、本年も引き継ぎ誰もがわかる教区運営を目指して、人材育成の面では誰でもが教区長の職務をこなせるように、とのおもいで教区の皆様と歩んでいきたいと存じます。

                                     以上



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